物干し竿改造について

暑さが尋常じゃありません。いやホントに。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

昨日TVで、南海トラフ地震が起こる可能性が出てきたと放送されていました。

こ・・・・・怖すぎます。

地震、雷、火事、親父です。

昔のお父さんは怖かったですね。何かあればシバかれて。

そういや私は、学校の先生にもシバかれたことがあります。

時代ですね。

今じゃありえない話です。

ジェネレーションギャップってやつですかね。

またしても脱線の癖が出てきたので、本題に入ります。

先日ホームページを見たという方から、連絡をいただきました。

物干し竿を改造して欲しいと。

一度現物を持って来ていただけると。

二時間もかけてこられたようで、とてもありがたかったです。

で現物がこれです。

私は初めて見ましたが、家具メーカーが出している物干し竿吊り具?だそうです。

凄いですね。こんなのがあるんですね。

竿受けを設置してしまうと邪魔になる時もある。でもこれなら取り外し可能なようです。

では作成いたしましょう。

イメージはこんな感じ。

下にまず竿を掛け、洗濯物用をハンガー吊るす。

でそのハンガーに掛け終わったら、上に上げて干すと。

そうすれば邪魔にならないそうです。

なるほどですね。

では作成していきましょう。

ステンレスの棒で一番フィットしたのが8mm。

これで進めていきます。

最初の一本を曲げます。

硬い・・・・・

機械のない私ができるのは手曲げ。

硬い・・・・・

炙ると焼け跡がつくので、本気でいきました。

焼け取り器もないし。

2本・3本・4本と頑張りました。

手がっ・・・・・・・・

私の白魚のような綺麗な手で作業すると、豆ができました(笑)

江戸時代の人たちみたいに、機械がない時代の人たちを尊敬します。

すべて手で作ってきた時代です。

そんな人たちがいたのに、私にできないはずがありません。

とはいったものの、痛いものは痛いです。

痛いとば先日、手伝いに行ってたところで、レシプロソーという電動のこぎりを

使っていたところ、跳ね返って刃がスネにあたり血がどばーって出ました(汗)

あれは痛かったですね。。。。

ってか皆様、気づいてる方もいるんじゃないですか?

そうです、脱線しています(笑)

元に戻ります。

こんな感じですね。

位置関係こんな感じでしょうか。

二段にして、溶接して段差をつける。

持ち込んでいただいた部品を切断しました。

きちんと説明しておきますが、この吊り具

耐荷重は8kgまでと説明書に書いてありました。

また吊り具に荷重がかかりすぎると、赤く危険サインが出る仕組みになっています。

その部分を切り離したため、購入者様には8kg以内での使用を

お伝えいたしました。

やはり安全に使っていただくのが前提です。

で、

合体。

上の部分のぐるぐる巻きは、ばねになっています。

ある程度先が色々な方向に動くようになっています。

溶接します。

ステンレスはこの焼けが生じます。

ま、見方によっては綺麗ですが(笑)

この後綺麗に削って凸凹をなくします。

本体は完成。

これに上の段を付けて終わりです。

上の段の長さを切りそろえ、こんな位置関係でいいのかな?と

イメージをしながら作業していました。

完成が見えてきました。

で、最後の溶接。

どういったことでしょう。

位置関係全然違う(笑)

寸法通りだとこれでした(笑)

後、原形なし(笑)

なにはともあれ、完成しました。

商品発送し、連絡しましたところ問題ないと言ってもらえました。

この度はありがとうございました!!

今回の制作は、材料持ち込みで12,000円(送料別)となっております。

過去制作製品はこちらから。

私は物を作るのが大好きです。

新しい物・改造・修理など。

俗にワンオフと言われるものを作るのが大好きです。

皆様が頭の中で描いてるイメージ形にいたします。

皆様からの依頼お待ちしております。